今や妊娠を望む夫婦の10%が不妊症に悩んでいます。

不妊の原因は人それぞれさまざまですが、その原因のひとつに性感染症の繋がりがあります。

今、10代20代への感染が増加していて大きな問題となっている「クラミジア感染症」が不妊症と大きく関係しているのです。

クラミジアになるとおりものの異変や不正出血や下腹部痛などの症状がありますが気付かない場合が多く、不妊や流産などの原因となります。
また、クラミジアは感染率も非常に高く、感染者との性行為では5割の割合で感染するのです。

もうひとつ、不妊による性感染症の原因として「淋病」なども挙げられます。

淋病は男性は膿が出たりと症状がありますが、女性はおりものが増加する程度で初めは気付きにくい病気のひとつです。

症状が進むと子宮内で炎症が広がり、発熱や下腹部痛を招きます。その時初めて淋病だと気が付くのが一般的です。

淋病になったと同時にクラミジアに感染している事も多々ありますのでその時はそれぞれに合う抗生物質で治療します。

クラミジアや淋病になると、「子宮内膜炎」という病気や「子宮頸管炎」を起こしてしまい不妊や流産、早産の原因となります。

クラミジアが引き起こす不妊の原因に子宮内膜炎というのがあります。これは早産や流産を引き起こします。

また、子宮頸管炎は、妊娠や出産の影響として妊婦がクラミジアや淋病に感染したまま出産すると、産道感染を起こします。

赤ちゃんは新生児結膜炎や肺炎を発症する事があるので、妊婦さんにはクラミジアの検査や淋病の検査をして出産までに治療します。

他にも卵管狭窄や卵管閉塞を引き起こし、不妊の原因となる「子宮付属器炎」、子宮外妊娠の要因と言われる「骨盤腹膜炎」もクラミジアによる影響が挙げられています。

将来、結婚して子供が欲しいと思った時に、不妊の原因が性感染症だったという結果になってしまったらとても悲しい事ですね。

そういった事を未然に防ぐ方法は、やはり定期健診や検査キットなどを用いての日頃から性感染症と向き合う事が大切だと思います。